Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IIJ、オンラインストレージサービスにデータの自動バックアップオプション追加

インターネットイニシアティブは、オンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」に、データを遠隔地に自動バックアップする「DRオプション」を追加した。

同サービスは、大容量ファイルを共有するオンラインストレージサービス。ファイルアップロード時のウイルスチェックなどセキュリティ機能を標準で搭載している。

今回追加したのは、ディザスタリカバリ対策となるオプション。保管した顧客のデータを、西日本に設置したバックアップサイトに1時間ごとにコピーする。大規模災害などで東日本のプライマリサイトのサービスが停止しても、自動的にシステムを切り替えてバックアップサイトでサービスを継続することで、データの損害を最小限に抑える。

また、メールセキュリティ機能を提供する「IIJセキュアMXサービス」と同サービスを併用することで、メール添付ファイルを自動的にオンラインストレージにアップロードできるが、同オプションではこの添付ファイルも自動バックアップの対象としている。

価格は、最低契約容量が100Gバイトの「GBパック」が100Gバイトあたり月額2万1000円。最低契約容量が1000Gバイトの「TB」パックが、100Gバイトあたり月額1万2600円。いずれも初期費用は不要。

(Security NEXT - 2013/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Azure Blob Storage」の機密データ保護や復旧を支援するソリューション
大規模ECに対応した運用環境を「EC-CUBE」開発元が提供
ビルシステムのセキュリティ対策カタログをリリース - CSSC
攻撃者視点でネットワークをテストするサービス - ユービーセキュア
バックアップ製品に新版、ランサム対策も - ベリタス
ランサムウェア「REvil」の無償復号ツールが公開
ファイルサーバのAWS移行とファイル暗号化を支援 - ALSI
「Azure」のセキュリティ対策やコストを診断 - 日商エレ
ゲーマー向け「ノートン」が発売 - ゲーム用にCPU処理能力を確保する新機能
ウェブサーバのファイル改ざんを検知復旧するソリューション