デル、ミッドレンジ向けにDPI対応FWの新シリーズ - 「SFP+ポート」搭載
デルは、ゲートウェイ型ネットワークセキュリティアプライアンスの新製品「Dell SonicWALL NSAシリーズ」を発表した。
NSAシリーズ
同製品は、Cavium OCTEONマルチコアMIPS64プロセッサを採用したミッドレンジ向けセキュリティアプライアンス。6コアから24コアまでラインナップを用意している。
ファイアウォールやIPSのほか、「Reassembly-Free Deep Packet Inspection(RFDPI)エンジン」により、ポートやプロトコルではなく、全トラフィックをシングルパスで監視することが可能。ゲートウェイによるウイルス検知やアプリケーション制御、URLフィルタリングを実現する。
SSLにより暗号化されたトラフィックの監視にも対応するほか、管理画面は日本語化されており、アプリケーションの利用状況をグラフにより可視化できる。
またミッドレンジシリーズとしては今回はじめて10Gbpsに対応する「SFP+ポート」を採用し、最大4ポートを搭載。ステートフルフェイルオーバーへの対応など、大企業にも対応する拡張機能を用意した。
ラインナップには、24コアを搭載し、ファイアウォール利用時に3.4Gbps、IPSの場合1.1Gpbs、アプリケーションインスペクションで450Mbpsのスループットを実現した同シリーズの最上位機種となる「NSA6600」をはじめ、「NSA5600」「NSA4600」「NSA3600」の4製品を用意。価格はオープン。
Dell SonicWALL NSAシリーズのラインナップとおもなスペック
(Security NEXT - 2013/09/03 )
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