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フィッシング報告件数が最多記録を更新 - 95%がゲーム関連

フィッシング対策協議会は、8月のフィッシング報告状況について取りまとめた。オンラインゲーム利用者を狙った攻撃が連日発生しており、過去最悪となった7月を大幅に上回る件数が報告された。

同協議会によれば、8月に寄せられたフィッシング報告件数は364件で、7月の237件から大幅に増加した。7月は2005年6月の取りまとめを開始以来過去最悪となったが、さらに状況が悪化している。

フィッシングサイトに利用されたユニークURL件数も前月より47件多い149件。フィッシングに悪用されたブランド件数も前月より6件増加して11件となった。

2カ月連続で報告件数が急増した背景には、オンラインゲームを装いアカウント情報の詐取を試みるフィッシングサイトが乱立しており、7月と同様に連日報告が寄せられた。ウェブメールやポータルサイトのフィッシング報告もあるものの、オンラインゲームを装った攻撃が全体の95%を占める。

サイトの停止措置を実施しても直後にあらたなURLでフィッシングサイトが公開されるイタチごっこの状態で、不特定多数に執拗にフィッシングメールが送信されている状況が続いており、今後も注意が必要な状況だという。

(Security NEXT - 2013/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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