SECCONの地方予選が開催中 - オンラインイベントなども充実
セキュリティ技術を争う国内最大の競技大会「SECCON 2013」の地方予選「九州大会」および「信州大会」が、10月5日、6日に開催された。2チームの決勝進出が決定している。
いずれの地方大会もチーム戦によるCTFで、九州大会では「INFOGRAM」、信州大会では「urandom」が争いを制し、2014年3月に開催される決勝のチケットを手にした。CTFの経験豊富な関東近辺のチームが参加した長野大会では、高得点での攻防になったという。
実行委員会によれば、各ジャンルごとに難易度の異なる問題を出題しており、ほぼすべてのジャンルで得点するチームが上位に入っているという。比較的やさしい問題を確実に回答した上で、難しい問題にチャレンジすることが、高得点を獲得するポイントとなっている。
また地方大会ではCTF以外の催しも開かれている。九州大会では、「スコアサーバ・ハッカソン」も併載され、「misa_1010/yuugaharada チーム」が優勝。信州大会では、アセンブラ短歌のコンテストも実施し、優秀作品および佳作の3作品が選出された。
今後の開催予定としては、10月20日に四国大会を控えており、11月9日から翌10日に東北大会の開催を予定しているが、いずれも満員御礼となっている。
その後も北陸大会、北海道大会、関西大会、東海大会と続くがいずれもCTFに関しては定員に達しており、一部大会では定員の拡大について検討されている。
また、会場に行かなくても参加できるオンラインイベントの併催も予定されている。北陸大会では、クラウドサービスの脆弱性を見つけ出すコンテスト「cybozu.com Security Challenge」が開催される。
北海道大会でも、オンラインで「Wiresharkパケット・コンテスト」を開催する予定。前日の11月30日には、「パケット勉強会 in 札幌」を予定しており、参加者を募集している。
(Security NEXT - 2013/10/16 )
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