スパムの最多送信国は米国 - 人口の割合ではベラルーシがトップ
ソフォスは、2013年第3四半期におけるスパム送信国の状況を取りまとめた。日本が送信元のスパムは全体の1.3%で、ランキングでは23位だった。
同社が、スパムの送信状況について国別の統計をまとめたもの。最多送信国は前回調査と同じ「米国」で全体の14.6%を占める。前回の13.8%からわずかに上昇した。
続いて多いのが前回と同様に「ベラルーシ」だが、割合は11.7%から5.1%へと半減している。一方「インド(4.7%)」が前回の6位から3位に浮上。あらたに「イラン(3.3%)」が9位にランクインするなどの動きが見られた。
一方、各国の人口差を踏まえた人口比率別の順位を見ると、ランキングはがらりと変わる。米国を基準値「1.0」として平均配信数をまとめると、もっとも多い「ベラルーシ」は米国の11.1倍にのぼる。
さらに「ウルグアイ(4.7倍)」「台湾(3.8倍)」「ルクセンブルク(2.7倍)」と続くが、配信数ランキングでは上位だった「イタリア」のほか、人口が多い「インド」や「中国」なども上位にランキングしなかった。
スパム送信国の上位10カ国
1位:米国
2位:ベラルーシ
3位:インド
4位:イタリア
5位:中国
6位:台湾
7位:アルゼンチン
8位:スペイン
9位:イラン
10位:ペルー
人口比率を踏まえたスパム送信国上位10カ国
1位:ベラルーシ
2位:ウルグアイ
3位:台湾
4位:ルクセンブルク
5位:マケドニア
6位:ペルー
7位:クウェート
8位:バハマ
9位:カザフスタン
10位:ブルガリア
(Security NEXT - 2013/10/22 )
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