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フィリピンの台風被害に便乗するスパムに注意

フィリピンにおいて台風30号による甚大な被害が発生しており、各国で支援の動きが出ているが、一方では今回の災害に便乗するスパムメールが発生しているとしてセキュリティベンダーが注意を呼びかけている。

Symantecによれば、問題のメールは「HELP PHILIPPINES」という件名で英文で送信されていた。有名なニュース番組の出演者が発信元であるように見せかけ、フィリピンの人道支援などとして送金を求める内容だという。

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Symantecが確認したスパムメール

スパムは、ていねいな文章で書かれており、記載されている内容も本物らしく見せかけているため、一見詐欺メールと気が付きにくいが、返信先がフリーメールであるなど、不審な点もあった。

人々が感心が注目が集まる災害などの話題に便乗するケースはこれまでもたびたび発生しており、金銭を騙し取る詐欺や、個人情報の窃取、マルウェアの感染活動に用いられるケースもある。

同社は、寄付を送金する場合、組織が実在する本物の組織であるか確認することを推奨するとともに、個人情報などを聞き出すメールなどへ反応しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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