「楽天銀行」を装うフィッシング攻撃、三菱東京UFJ銀行と同じ文面 - 他行利用者も警戒を
「楽天銀行」のオンラインバンキング利用者を狙ったフィッシング詐欺が発生した。フィッシング対策協議会では、注意喚起を行っている。
フィッシング対策協議会が確認した偽サイト
問題の攻撃は、「楽天銀行 - 安全確認」という件名のフィッシングメールにより、偽サイトに誘導する手口。メールの本文は、11月に確認された「三菱東京UFJ銀行」を装ったフィッシングメールと同じ文面で、「アカウントが使用停止になっているか確認が必要」などと説明して、リンクをクリックするよう促す。
メールの本文上に記載されているURLは、同行の正規ドメインだが、HTMLメールを利用することでリンク先を偽装。実際のリンク先では、楽天銀行のログイン画面を装った偽サイトでIDとパスワードの入力を促す。
12日11時時点で、今回見つかったフィッシングサイトは停止しているが、今後も類似の詐欺サイトが発生するおそれがあり、他金融機関の利用者を狙う可能性もあるとして、同協議会では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2013/12/12 )
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