12月のフィッシング報告件数、1400件超 - 過去最悪を更新
フィッシング対策協議会は、2013年12月のフィッシング報告状況について取りまとめた。オンラインゲームにくわえ、11月から増加している金融機関関連のフィッシング攻撃がさらに勢いを増しているという。
12月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は1412件。過去最悪を記録した11月の962件を450件と大きく上回り、記録を更新した。
急増のおもな原因は、オンラインゲームや金融機関を装ったフィッシング攻撃の増加。楽天銀行や三菱東京UFJ銀行など、特に金融機関関連のフィッシングが11月から急伸している。そのほか、クレジットカード会社やISPのウェブメール、ポータルサイトを騙るフィッシングサイトも発生した。
フィッシングサイトのユニークURL件数も、11月より131件増の360件。フィッシングに悪用されたブランド件数も17件となり、前月より6件増加している。
(Security NEXT - 2014/01/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
11月のフィッシング攻撃は報告、URLともに過去2番目の規模
先週注目された記事(2024年12月8日〜2024年12月14日)
先週注目された記事(2024年11月24日〜2024年11月30日)
フィッシング報告が18万件超、過去最多 - URLも大幅増
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)
フィッシングの悪用URLが前月比2.2倍 - 過去最多を更新
フィッシング報告が過去最多を更新 - 悪用URLは減少