総務省、迷惑メール送信で出会い系サイト運営者に措置命令
総務省と消費者庁は、出会い系サイトの広告メールを不正に送信していた事業者に対し、5月20日付けで特定電子メール法違反による措置命令を行った。
措置命令の対象となったのは、ウェブサイト「みずいろさーくる」を運営し、広告メールを送信していたミネルバ。受信者の同意なく、少なくとも2014年2月から5月にかけて広告宣伝メールを送信。受信者の同意についても記録を保存していなかった。こうした状況を受け、総務省と消費者庁は同社に対して特定電子メール法の遵守を命じる措置命令を行った。
迷惑メールに関して相談を受け付けている日本データ通信協会には、450人からのべ3026件のメールについて相談が寄せられていたという。インターネットユーザーの間でも、同社より「登録完了」など心当たりがないメールが届いているとの声が挙がっていた。
(Security NEXT - 2014/05/20 )
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