「スクエニアカウント」狙うフィッシング - 「ドラクエX」の偽サイトに注意
フィッシング対策協議会は、スクウェア・エニックスを装い、同社のゲームタイトル「ドラゴンクエストX」の利用者からアカウント情報を騙し取るフィッシング攻撃が発生しているとして注意を呼びかけた。
確認された「ドラクエX」の偽サイト(画像:フィッシング対策協議会)
問題のフィッシングメールでは、「アカウントが何らかの取引に利用されているおそれがある」などと説明。異常がないか確認するようログインを求める。誘導先は「ドラゴンクエストX」のサイトを装っており、同社の共通アカウント「スクウェア・エニックスアカウント」を騙し取る。
フィッシングサイトは6月11日の時点で稼働しており、サイトの閉鎖に向けて、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼した。同協議会では、フィッシングサイトへ誤って情報を入力しないように注意を喚起するとともに、類似したサイトを見つけた場合は、同協議会まで情報提供してほしいと呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/06/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
学内メルアカに不正アクセス、迷惑メール送信が発生 - 学女大
JR西日本の「WESTER」装うフィッシング - ポイントプレゼントで誘惑
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
メルアカに不正アクセス、内部ファイルが流出した可能性も - 英語塾運営会社
11月に「フィッシング対策セミナー 2024」がオンライン開催
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増