Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「iOS 7.1.2」が公開、44件の脆弱性に対処

Appleは、iPhoneやiPadに搭載されているiOSの新版となる「同7.1.2」を提供開始した。今回のアップデートでは、44件の脆弱性を修正したという。

今回の更新は、不具合の修正や安定性の向上にくわえ、44件の脆弱性を解消するアップデート。パスワードロックを回避できる脆弱性「CVE-2014-1352」や細工されたXBMファイルを読み込むとコードを実行されるおそれがある「CoreGraphics」の脆弱性「CVE-2014-1354」に対処した。

またアプリケーションやプロセスの起動などを行う「launchd」や「WebKit」における複数の脆弱性に対応。「Siri」や「Safari」「メール」「カーネル」などの脆弱性を解決している。

(Security NEXT - 2014/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NVIDIA License System」に脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
Kubernetesの「gitRepoボリューム」に脆弱性 - アップデートで修正
危険な脆弱性タイプのランキング - CSRFやコード挿入が上昇
米当局、AppleやOracleの脆弱性悪用に注意喚起
「Adobe InDesign」に定例外パッチ - ただし適用優先度は低
「くら寿司 公式アプリ」Android版に脆弱性 - 暗号鍵をハードコード
Fortraのセキュリティ製品、暗号化バイパスの脆弱性を修正
「Wget」非推奨機能に起因する脆弱性、アップデートで削除
「PostgreSQL」にアップデート、脆弱性を修正 - 「同12」はサポート終了へ
「VMware vCenter Server」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局