ベネッセHD、個人情報漏洩事故の調査委メンバーを発表
ベネッセコーポレーションから少なくとも顧客情報約2260万件が不正に持ち出され、外部へ流出した問題で、同社の親会社であるベネッセホールディングスは、事故調査委員会のメンバーを発表した。
同社では、7月15日に外部の第三者を中心とした調査委の設置し、委員長に長島・大野・常松法律事務所のパートナー弁護士である小林英明氏を任命したことを発表していたが、人選中だった他委員が決定したもの。
同じく長島・大野・常松法律事務所から梅野晴一郎氏、亦野誠二氏の2名のほか、ラックの取締役専務執行役員CTOである西本逸郎氏、ベネッセホールディングス代表取締役副社長兼CFOの福原賢一氏が就任した。
同調査委は、代表取締役会長兼社長である原田泳幸氏の諮問機関として、事実関係の調査分析や改善策の提言など目的として調査を進める。
今後ベネッセHDでは、必要に応じて外部調査機関も活用し本件調査を進めるともしており、調査結果を報告していく方針。
(Security NEXT - 2014/07/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
経済産業省、個人情報漏洩でベネッセに報告徴収の要請
「ベネッセの介護相談室」が改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
IPA、セキュリティ人材確保に向けたシンポジウム - エストニア元大統領や米サイバー軍元司令官も登壇
日本ネットワークセキュリティ協会、「JNSA賞」の受賞者を発表
6000万件から1億件強のDBを保有 - 名簿業者実態調査
印象が悪かった不祥事ランキング - 年金機構問題が6位
全世界で情報漏洩は10億件超に - ベネッセ事件の深刻度は6番目
ベネッセ装う詐欺電話に注意 - 介護施設費用や会員権取引装う
ベネッセHDら、ISMSの国際規格「ISO 27001」を取得
日本年金機構の個人情報漏洩に便乗する「個人情報削除詐欺」へ警戒を