スマホ版「LINE」で不正ログイン対策、「PINコード」設定必須に
LINEは、スマートフォン版LINEアプリの不正ログイン対策として、4桁の暗証番号の設定が可能だが、9月22日14時以降は同機能の設定を必須にすると発表した。
電話番号の異なるスマートフォンのアプリからログインする際、IDやパスワードによる認証にくわえ、あらかじめ登録した4桁の暗証番号「PINコード」の入力を求めるもの。
同社では、利用者以外の第三者が本人になりすまし、LINEに不正ログインしてアカウントを乗っ取る被害が多発していることを受け、7月17日より同機能を提供しているが、任意で利用できる機能だった。
今回、不正ログインの被害拡大を防ぐため、アプリのバージョン「4.5.0」以降の全ユーザーを対象にPINコードの設定が必須となる。またすでに設定しているユーザーに対し、単純な数字や語呂合わせの数字、誕生日など推測されやすいPINコードを設定していないか再度確認するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2014/09/22 )
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