SEO関連サービスに不正アクセス - Amazonのアカウント狙うフィッシングの踏み台に
SEOサービスを展開する「Ferret PLUS」のサーバが不正アクセスを受け、「Amazon」のアカウントを詐取するフィッシングサイトが設置されていたことがわかった。
同サイトを運営するベーシックによれば、9月11日まで運用していた「Ferretセミナー」のドメイン下にフィッシングページが設置されたもの。12月15日にドメイン管理会社から指摘を受けて被害へ気が付いた。
同サイトは、「WordPress」で運用しており、11月29日に不正なアカウントが登録され、12月8日に「Amazon.com」のログイン画面を装ったフィッシングページが設置されたという。
同ページに誘導してログインさせるフィッシングメールも流通しており、サイトを停止するまでに、34件のアカウント情報が不正に取得された可能性があることが、メールの配信履歴から判明したとしている。
同社がAmazonへのログインを求めるメールを送ることはないとして、メールを受信した場合は削除するとともに、すでに誘導先の不正ページからログインしてしまった場合には、速やかにパスワード変更を行うようアナウンスを行っている。
同社では調査を続けており、あらたな事実が判明次第報告する方針。また同社が保有する個人情報の流出については否定している。
(Security NEXT - 2014/12/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
フィッシング被害から個人情報流出や不正メール送信が発生 - 日本無線
警告音付き偽画面でサポート詐欺被害、支払要求で気付く - 松山大
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - SVリーグ
「クックパッド」のインスタアカウントが乗っ取り被害
ランサム被害で8478人分の個人情報流出を確認 - カシオ
「VPN脆弱性」以外の侵入経路もお忘れなく - 水飲み場攻撃など健在
学内メルアカに不正アクセス、迷惑メール送信が発生 - 学女大
メルアカに不正アクセス、内部ファイルが流出した可能性も - 英語塾運営会社