12月のフィッシング報告数は微減 - ネットゲーム関連が9割超
2014年12月の国内におけるフィッシング報告は、前月から1割弱の減少となった。増加が続いていたフィッシングサイトのURL件数がわずかながら減少に転じている。
フィッシング対策協議会が、2014年12月におけるフィッシングの報告状況を取りまとめたもの。同月に同協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は503件で、前月から48件の減少となった。
2014年上半期は、1月、3月、6月に4000件を超えるなど高い水準に達したが、8月以降は1000件を下回る状況が続いている。
報告内容も11月の傾向と大きく変わりなく、金融機関を装うフィッシングが減少する一方でオンラインゲーム関連が増加した。全体の9割以上をオンラインゲームが占めている状況だという。
フィッシングサイトの公開に利用されたURLの件数は385件。11月より16件減少したが、依然として高い水準で推移。フィッシングに悪用されたブランド件数は、3件減って9件だった。同じ企業やブランドが執拗に狙われる傾向が続いている。
(Security NEXT - 2015/01/06 )
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