Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

母体や乳児の患者情報含むUSBメモリがひったくり被害 - 九大病院

九州大学病院の医師がひったくりに遭い、患者の個人情報を保存したUSBメモリが持ち去られたことがわかった。

2014年12月18日21時ごろ、医師が帰宅後に再度自転車で外出した際、バイクに乗った2人組に鞄を強奪されたという。鞄の中には、医師が研究目的で収集した患者91人の情報を保存したUSBメモリが入っていた。

奪われたUSBメモリには、患者の氏名や年齢、使用した薬剤の名称、細菌検査の結果にくわえ、出産した乳児の体重や性別、発育状態、そのほか記号化したデータなどが含まれるという。USBメモリにセキュリティ対策は講じていなかった。

同大では警察へ被害届を提出。対象となる患者に、電話や文書で事情の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2015/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立高校の生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 埼玉県
従業員の個人情報含む私的USBメモリを紛失 - トヨタモビリティ東京
特別支援学校の児童情報含む私物USBメモリが所在不明に - 北九州市
顧客情報含むUSBメモリが電車内で盗難 - トヨタホーム東京
デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 公立富岡総合病院
コロナ対応で生徒情報持ち出し、紛失した高校管理職を処分 - 長野県
小学校で児童の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 都城市
バイト情報サイトから登録者情報が流出 - 転得したとの人物から連絡も
高校教諭が個人情報含むUSBメモリを一時紛失、6日後回収 - 大阪府