マルウェア感染で取引先担当者の個人情報が流出 - 伊藤忠商事
伊藤忠商事は、従業員のパソコン1台がマルウェアに感染し、保存していた取引先の担当者に関する個人情報が外部へ流出したことを明らかにした。さらに別のパソコンで、不正アクセスを受けた痕跡も見つかっているという。
同社によれば、送信元を偽装した「なりすましメール」が原因で、従業員のパソコン1台がマルウェアに感染。取引先311社の担当者約400人の氏名やメールアドレスが流出したことが、2014年12月26日に判明した。同社では、対象となる取引先に謝罪を行っている。
また同月29日、マルウェアに感染したのとは別のパソコンにおいて、外部から不正アクセスを受けた痕跡が確認されたという。同社では対象となる端末をネットワークから隔離して、調査を行っている。
(Security NEXT - 2015/01/13 )
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