第11回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者が決定
情報セキュリティ大学院大学は、情報セキュリティ分野の発展に貢献した個人を表彰する「情報セキュリティ文化賞」の受賞者5名を発表した。
同賞は、情報セキュリティ分野の発展に寄与した個人を表彰するもので、自治体や企業における情報セキュリティ人材の育成などを目的に、同大学が2005年2月に制定。今回で第11回目を迎えた。
表彰の対象となるのは、自治体や企業、団体などで情報セキュリティに関し経営的な視点から先導的役割を果たした個人や、情報セキュリティに関わる学術や法制度の研究、啓発、普及、さらに人材育成などの面で貢献した学識経験者など。自薦や他薦、審査委員からの推薦にもとづいて、審査委員会が1月27日に決定した。
今回の受賞者は5名。日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議会長で安全な情報通信ネットワークの確立に貢献した飯塚久夫氏、学術研究や人材育成、「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」の運営などで活躍する立命館大学情報理工学部教授の上原哲太郎氏、日立製作所の主管研究員としてネットワークの研究開発や同社企業内CSIRTである「HIRT」の立ち上げ、国際標準化活動などに貢献している寺田真敏氏が受賞。
また、慶応大学で情報通信技術の応用に関する技術開発や人材育成、政策提言などにも寄与したとして同大学環境情報学部教授の徳田英幸氏、日本セキュリティ監査協会(JASA)での活動を通じ、セキュリティ監査分野の開拓と普及、人材育成に貢献した同協会事務局長の永宮直史氏に贈られた。
(Security NEXT - 2015/02/10 )
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