9割が「セキュリティ対策に自信」 - しかし6割はパッチ未適用
企業の90%が自社のセキュリティ対策に「自信がある」としながらも、60%がパッチ未適用で、56%が4年以上前の「OpenSSL」を使用しているなど、認識と現実にギャップがあることがわかった。
米Cisco Systemsの年次セキュリティレポート「Cisco 2015 Annual Security Report」で明らかにしたもの。日本を含む世界9カ国1700社の情報セキュリティ最高責任者やセキュリティ部門担当役員を対象に調査を実施した。
回答企業の90%が自社のセキュリティ対策に自信を持っており、75%が自社のセキュリティ対策ツールを非常に効果的と考えていることがわかった。
その一方で、60%がセキュリティパッチを適用しておらず、56%が4年以上前のバージョンのOpenSSLを使い続けていることが判明。また最新バージョンの「Internet Explorer」を使用しているのは10%にとどまった。
(Security NEXT - 2015/02/17 )
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