三菱東京UFJ銀のフィッシング再び - 「アカウント凍結」の文句で不安煽る
三菱東京UFJ銀行を装うフィッシング攻撃が再発しており、フィッシング対策協議会が注意を喚起した。フィッシングメールでは、従来と同様の文面を用いていた。
あらたに確認された偽サイト(画像:フィッシング対策協議会)
問題のフィッシングメールは「本人認証サービス」という件名で出回っているもの。正規サイトと酷似したフィッシングサイトへ誘導し、契約番号やログインパスワードなどの入力を求める。
メールでは、「利用者の個人情報がネットショップに不正取得され、個人情報漏洩事件が起きた」など説明。対応しないとアカウントを凍結するかのように見せかけて不安を煽る。文面は従来から使われているものと同様だった。
フィッシングサイトは4月15日の時点で稼働しており、誘導先のURLも複数確認されている。同協議会ではサイトの閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターに調査を依頼。利用者へ誤ってアカウント情報を入力しないよう注意を促すとともに、情報提供を呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/04/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング詐欺犯への復讐アクションなど映画2作品とタイアップ - JC3
貸金庫取引を装った詐欺メールに注意喚起 - 三菱UFJ銀
フィッシング報告が18万件超、過去最多 - URLも大幅増
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2024」を発表
「Wget」非推奨機能に起因する脆弱性、アップデートで削除
官民でフィッシング啓発キャンペーン - 安易なクレカ入力に注意喚起
「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加