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横国大の紛失名簿、郵送で返却 - 資料と誤って持ち帰りか

横浜国立大学が開催した2015年度の入学式で、新入生の個人情報が記載された名簿を紛失した問題で、名簿が郵送により同大学へ返却されたことがわかった。

同大学が4月3日に行った入学式において、受付に置いていた名簿が所在不明となっていたもの。名簿には全学部の新入生1814人の個人情報が記載されていたことから、同大学では謝罪を行うとともに、学籍番号を変更。学生証を再発行するなど対策を講じていた。

同大学によると、名簿は同月13日に郵送で届き、中身を確認したところ、名簿の原本だったという。同封された手紙には、入学式で配布された資料と勘違いして持ち帰ってしまったことが記されていた。

同大学では、名簿は返却されたと解釈しつつも、個人情報漏洩のリスクが完全に解消されたわけではないとして、引き続き注意するよう学生に呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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