「艦これ」関連ツールに脆弱性 - 踏み台に悪用されるおそれ
人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」の利用者向けに公開されているソフトウェア「提督業も忙しい!(KanColleViewer)」に脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「KanColleViewer 3.8.1」および以前のバージョンでは、ローカル以外からアクセスできる「オープンプロクシ」として動作する脆弱性「CVE-2015-2947」が存在するという。修正版として「KanColleViewer 3.8.2」が5月26日より公開されている。
同ソフトでは、「FiddlerCore」ライブラリを用いて、ゲームクライアントとサーバのプロクシとして動作し、HTTPS通信を取得しているが、旧版ではアクセスをローカルホストに限定していないため、不正アクセスなどの踏み台として悪用されるおそれがある。
今回の脆弱性に関して、外部からアクセス可能な端末を探索していると見られる37564番ポートへのパケットの増加を警察庁でも5月上旬より観測しており、注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2015/05/27 )
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