フィッシング報告数が大幅減、金融機関関連の減少が影響
6月のフィッシング報告件数が、3月以来3カ月ぶりに1000件を下回り、過去12カ月で最低件数となった。
フィッシング対策協議会が、寄せられたフィッシングの報告状況を取りまとめたもの。6月に寄せられたフィッシングの報告件数は494件で、前月の1525件から1031件の減少となった。
2015年上半期は報告数の増減が大きく、1月には2000件を超えたが、2月は一転して1000件を下回った。3月も微増にとどまり1000件以下だったが、4月には再び大きく上昇。4月と5月は1000件超で推移していた。
一転6月は大きく減少したが、金融機関を騙るフィッシングが、前月の1307件から215件に激減したことが影響したという。一方、SMSを使って銀行のフィッシングサイトへ誘導する手口が5月初旬から確認されており、6月も引き続き発生している。
また縮小傾向が続いていたオンラインゲーム関連のフィッシングだが、前月より63件多い264件のフィッシングサイトが報告されており、こちらも今後の動向に警戒が必要と指摘している。
フィッシングサイトに利用されたURL件数は前月から81件減少し、213件だった。フィッシングに悪用されたブランド件数は13件で、前月を2件下回った。特定のブランドが狙われる傾向が続いている。
(Security NEXT - 2015/07/02 )
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