JPNIC、11月9日より逆引きDNSへDNSSECを導入
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、11月9日より逆引きDNSへDNSSECを導入する。
DNSSECは、DNSの応答へ署名を追加することで、応答の正当性を受信者が検証できる技術。同センターでは、セキュリティの向上などを目的として、JPNICの管理ゾーンにおける逆引きDNSへDNSSECの導入を決めた。
10月27日にJPNICが管理する逆引きゾーンへのDNSSEC署名追加。11月4日に上位ゾーンへDSレコードを登録し、11月9日にウェブ申請システムにおけるDSレコードの登録受付を開始する。
APNICが逆引きを管理するものについては、APNICがDNSSEC署名を行うが、いずれも11月9日にDSレコードの登録受付を開始する。またJPNICでは、今回の導入にともない、逆引きDNSの更新間隔を短縮する。
(Security NEXT - 2015/10/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「DNSSEC」のハンズオン勉強会をハイブリッド開催 - JPNIC
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
MS、月例セキュリティ更新を公開 - 「クリティカル」は1件のみ
「BIND 9」に複数脆弱性 - 影響範囲広く緊急対応を
ルータなどで広く利用されるDNSに脆弱性「DNSpooq」が判明
DNSサーバ「PowerDNS Recursor」にサービス拒否の脆弱性
「BIND 9.14」にサービス拒否など複数脆弱性
「BIND 9」に複数の脆弱性 - DoS攻撃受けるおそれ
「PowerDNS Recursor 4.1.9」がリリース - 脆弱性2件を修正
PowerDNSに複数脆弱性、アップデートで修正 - バグ判明で急遽再リリースも