厚労省、臨時給付金に便乗した詐欺に注意喚起
厚生労働省は、2015年度の「臨時福祉給付金」や「子育て世帯臨時特例給付金」の支給にともない、発生が予想される振り込め詐欺や個人情報の詐取について注意喚起を行った。
「臨時福祉給付金(簡素な給付措置)」と「子育て世帯臨時特例給付金」は、消費税率の引き上げによる負担を緩和する目的で、対象世帯に支給されるもの。2015年度の支給開始にともない、厚労省では便乗した詐欺が発生するおそれがあるとして警戒を強めている。
同省では、自治体や同省が、給付金を支給するために手数料などの振込みを求めたり、ATMを操作させたり、世帯構成や銀行の口座番号などの個人情報を聞き出すことは絶対にないと説明。
家庭や職場に自治体や同省の職員を名乗る電話がかかったり、郵便物が届いた場合は、自治体または最寄りの警察署に連絡するよう求めている。
(Security NEXT - 2015/11/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
12月は「金融犯罪撲滅推進月間」 - 全銀協が啓発活動
官民でフィッシング啓発キャンペーン - 安易なクレカ入力に注意喚起
サポート詐欺被害で個人情報流出の可能性 - ウエルシア薬局
NTTセキュリティHDとトレンド、生成AIを悪用した脅威への対策で協業
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
11月に「フィッシング対策セミナー 2024」がオンライン開催
付属病院でサポート詐欺被害、個人情報流出の可能性は低い - 杏林大
検索結果がもっとも危険な有名人 - 日本でも人気の俳優がトップ
「アイフル」装う偽メール - 融資関連の連絡やフィッシングの注意喚起を偽装