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富士通、MSSやエントリー向け新サービスなど拡充

富士通は、マネージメントセキュリティサービスや、エントリーレベル向けのセキュリティ対策サービスを2016年1月より提供開始する。

今回開始する「グローバルマネージドセキュリティサービス」は、既存システムの環境調査をはじめ、セキュリティ対策の導入支援、運用、インシデント対応などトータルに提供するマネージドサービス。

独自に用意したテンプレートにより立ち上げ期間を短縮。同社プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」に運用基盤を実装し、グローバルにサービスを提供していく予定。

またこれから段階的にサイバー攻撃対策を導入する企業に向けたサービスラインナップを強化。パソコンのマルウェア感染状況を調査する「標的型攻撃実態調査サービス」をはじめ、通信監視によるマルウェアの感染調査、インシデント発生時の対応訓練サービスなど展開する。

関連会社のPFUと共同で、マルウェア解析やデジタルフォレンジック分析を行う環境を備えた施設を東京と横浜に開設した。同社では、2017年度までにセキュリティ関連サービスで年間400億円の売上げを目指している。

(Security NEXT - 2015/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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