2015年度セキュリティ市場予測、前年度比5.9%増となる5466億円
2015年度の情報セキュリティソリューション市場は、前年度比5.9%増となり、
5466億円となるとの見通しを矢野経済研究所が発表した。
同社が、8月から11月にかけて事業継続、防災、情報セキュリティソリューション市場の動向を調査したもの。提供事業者へのインタビューや文献調査などを行い、その結果を取りまとめた。
2015年度の事業継続、防災、情報セキュリティソリューション市場は、前年度比105.4%となる7858億円と予測。そのうち情報セキュリティソリューション市場は5466億円で前年度比105.9%となる見込み。2013年度実績は4771億2300万円、2014年度は5161億3700万円と堅調に推移している。
2016年以降は、災害に対する危機意識が薄れたことや、企業や組織が対策を完了したこと、クラウド型サービスによりサービス単価が下落したことを受け、市場の伸びは鈍化すると予測。2013年度から2020年度までの事業継続/防災/情報セキュリティソリューション市場における年間平均成長率は3.9%。2020年度の市場規模は9076億円と見込んでいる。
そのうち情報セキュリティソリューション市場は、2013年度から2020年度までの年間平均成長率を4.3%とし、2020年度の市場規模を6400億円と分析した。
(Security NEXT - 2015/12/01 )
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