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ラック、潜伏マルウェアの不正通信を調査するサービス

ラックは、通信データを解析してマルウェアによる不正な通信を発見するサービス「PBH_マルウェア通信チェックサービス」を提供開始した。

同サービスは、マルウェアと命令を行うコマンド&コントロール(C&C)サーバとの不正通信の有無を調査するもの。ネットエージェントのネットワークフォレンジック製品「PacketBlackHole」の利用者向けに提供する。

簡易サービスとなる「ライト版」では、あらかじめ用意したブラックリストとの照合によりC&Cサーバとの通信に絞って調査。調査員派遣から報告書作成までは約5営業日で、料金は54万円。

またより詳細な調査を実施する「フル版」もラインアップに用意。マルウェアの感染や情報漏洩に繋がる通信を調査。ブラックリストとの照合にくわえ、通信プロトコルの識別、統計データからの変化点検出、ウェブレピュテーションなどを実施する。料金は162万円。報告書作成まで約15営業日が必要。

(Security NEXT - 2015/12/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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