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12月修正の「Flash Player」脆弱性が攻撃対象に - 確実にアップデートを

エクスプロイトキットである「Angler」が、12月前半に修正された「Adobe Flash Player」の脆弱性を早くも攻撃対象としていることがわかった。多くの人が長期休暇を迎える時期だが、休暇前にしっかりアップデートされていることをあらためて確認しておく必要がある。

悪用が確認されたのは、「Adobe Flash Player」においてヒープオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2015-8446」。「Angler EK」が、同脆弱性を悪用していることをフランスのセキュリティ研究者が確認、報告した。

「Angler EK」は、修正プログラム公開後に脆弱性に対する攻撃をいち早く実装することで知られるエクスプロイトキット。国内を対象とする広告経由のマルウェア感染攻撃へ利用されたことが確認されているほか、国内で被害が出て注目を集めた「vvvランサムウェア」こと「TeslaCrypt 2.2.0」の拡散にも用いられたことが判明している。

(Security NEXT - 2015/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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