Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

元職員の投稿動画に有権者の個人情報 - 堺市

大阪府堺市の元職員が、在職中に約68万人分の有権者データを無断で持ち出し、外部に流出した問題で、そのうち2人分の情報が動画投稿サイトから長期間にわたり閲覧可能な状態だったことがわかった。

同市によると、データを持ち出した元職員が、自身が作成した選挙システムを宣伝するために動画を作成、動画には有権者の個人情報を使用、動画サイトで公開していたという。

投稿した2014年4月20日から削除した2015年12月24日まで閲覧可能な状態で、不在者投票の対象者である2人分の個人情報が映っていた。1人は氏名と住所、もう1人は氏名や住所、障害名、資格者証の区分などが含まれるという。

(Security NEXT - 2015/12/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

支援学校通学バスの乗車名簿1冊が所在不明 - 大阪府
共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな
元教授が患者情報を不正持出、開院案内などに利用 - 広大病院
退職した看護師が患者情報を転職先へ持ち出し - 室町クリニック
保育士が緊急連絡表を私的持出 - 貸出本に挟み図書館へ返却
デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区
コロナ対応で生徒情報持ち出し、紛失した高校管理職を処分 - 長野県
東急Gへの不正アクセス、検証用環境経由で侵入
元従業員が顧客情報を持出、DM送付に利用 - 東急リバブル
RDP接続で侵入、サーバがランサム被害 - 巴商会