「JR九州アプリ」に他人の会員情報が表示される不具合 - 原因を調査中
インターネットから列車を予約ができるスマートフォン向けアプリ「JR九州アプリ」に不具合があり、利用者とは関係ない他人の会員情報が表示される状態だったことがわかった。同社ではアプリ向けのサービスを停止し、原因を調べている。
不具合が判明した「JR九州アプリ」
JR九州によると、4月11日に利用者から会員情報の誤表示に関してメールで指摘があり、調査したところ、ログインした本人とは異なる会員情報がアプリの画面上に表示されるケースがあることが判明した。
アクセス履歴を解析したところ、会員15人に関して氏名やメールアドレス、クレジットカード番号の一部が、ほかの会員の画面に表示された可能性があることがわかったという。
同アプリは3月15日からiOS版とAndroid版の提供を開始したばかり。同社では同アプリ向けのサービスを停止し、原因究明とシステムの改修を進めている。
同アプリ以外からのアクセスであれば不具合は発生せず、同社では、サービスの再開までパソコンやスマートフォンのブラウザから予約サービスを利用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/04/14 )
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