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危険な国や地域への接続をブロックする無線LANルータ「SAKOKU」

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プラネックスコミュニケーションズは、リスクが高い国や地域への送信をブロックする機能を備えたルータ製品「SAKOKU」を発売した。

同製品は、リスクが高い地域に対するアウトバウンドのトラフィックを制限するルータ製品。無線LANのアクセスポイント機能や、ルータ機能も備えており、職場や家庭のルータ配下に設置して利用することも可能。

本来アクセスする必要がない未使用IPアドレス空間である「ダークネット」のトラフィックを監視する報通信研究機構(NICT)の公開情報を活用。「ダークネット」へのトラフィック量が多いランキング上位国や地域を危険な通信先と想定し、デフォルト設定で日本と米国を除き、危険と想定したすべての国、地域との通信を制限できる。

ホワイトリストが設定可能で、送信先を個別に許可することも可能。また一時的な無効化にも対応するほか、遮断ログにより、ブロックした送信元情報と送信先情報を確認できる。

また専門スタッフが訪問し、遮断ログなどから情報流出の危険がある端末を特定して適切な対策を提案するサービスも提供する。価格はオープン。

(Security NEXT - 2016/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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