4月のフィッシング報告、5カ月ぶりに1000件を下回る
4月のフィッシングの報告件数は878件となり、2015年11月以来5カ月ぶりに1000件を下回った。

フィッシング報告件数の推移(グラフ:フィ対協)
フィッシング対策協議会によると、同協議会に寄せられたフィッシングの報告件数は878件。前月の1921件から1043件減少した。
2015年12月以降は、高い水準での推移し、2016年2月には一時2935件と3000件に迫る勢いを見せたが、4月は5カ月ぶりに1000件を下回った。しかしながら、多くても600件強ほどだった2015年後半と比較すると、依然として多数報告が寄せられている。
4月の報告数が減少した背景には、金融機関を装うフィッシングの動向があるという。1月から3月にかけて平均2000件超に達していたが、4月に入り656件と3分の1以下まで縮小したという。一方で、オンラインゲームを対象としたフィッシングの報告件数が増えており、報告数全体に占める割合も前月の17%から30%に上昇している。
フィッシングサイトの誘導先に利用されたURLは288件で、前月の430件を下回ったが、2015年8月から11月にかけて100件未満で推移していた時期と比較すると3倍近い件数となる。フィッシングに悪用されたブランド件数は6件減少し、19件だった。
(Security NEXT - 2016/05/06 )
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