Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ログとパケットでマルウェア検知する「RSA SA」に機械学習機能

EMCジャパンは、収集したログやパケット情報から、マルウェアの感染活動を検知する「RSA Security Analytics(RSA SA)」の新版「同10.6」を提供開始した。

同製品では、ログの収集、解析を行う「RSA Security Analytics for Log」と、パケットを収集、解析する「RSA Security Analytics for Packet」をラインナップに用意しており、連携利用も可能。

最新版では、パケット解析製品においてマルウェアが、HTTPプロトコルを利用したコマンド&コントロールサーバとの通信を検知する機能をあらたに搭載。またエンドポイントのログから、マルウェアによる組織ネットワーク内部における探索行為を検知する機能を追加した。

また従来のスタティックな検知にくわえ、機械学習の技術を応用した行動分析エンジンを追加。行動をスコアリングし、攻撃が疑われる不審な動きを自動的に特定、ダッシュボードに表示できる。

収集ログが50G/日バイトまでの場合、「RSA Security Analytics for Log」の価格は486万540円。収集パケットが1Tバイト/日までの場合、「RSA Security Analytics for Packet」の価格は486万540円。

(Security NEXT - 2016/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

組織内の「SaaS」や「生成AI」リスクを可視化するソリューション
パープルチーミングで体制評価を行うペネトレ支援サービス
金融庁ガイドラインに対応したコンサルサービス - Ridgelinez
WAFの「SiteGuardシリーズ」にマネージドライセンス - EGセキュア
ウェブ狙う攻撃の痕跡を検出するログ解析サービス - ビットフォレスト
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー
DLP製品のログ解析による中小企業向け内部不正監視サービス
CrowdStrike、「Microsoft Defender」との併用製品を投入 - 「破格の料金」と自信
中小企業向けにネットワーク脅威の検知パッケージ - NTTセキュリティ
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から