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Flash Playerにゼロデイ攻撃 - Adobeが更新を準備中

Adobe Systemsは、Adobe Flash Playerにゼロデイ脆弱性「CVE-2016-4117」が存在することを明らかにした。修正に向けて準備を進めている。

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アップデートの準備を進めているAdobe Systems

問題の脆弱性「CVE-2016-4117」は、悪用することでシステムの制御を奪うことが可能となる脆弱性。「Windows」「Mac OS X」「Linux」「Chrome OS」が影響を受ける。

脆弱性は、「Adobe Flash Player 21.0.0.226」および以前のバージョンに存在。すでに脆弱性を悪用した攻撃が発生しているとの報告を受けているという。

同社では、同脆弱性を毎月定期的に公開しているセキュリティアップデートで修正できるよう作業を進めており、早ければ5月12日に公開したいとしている。

(Security NEXT - 2016/05/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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