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DNPら、高セキュリティなIoT環境を実現するゲートウェイ端末を開発

大日本印刷(DNP)、コネクシオ、アットマークテクノの3社は、IoT環境向けにセキュリティ対策を提供するゲートウェイ端末を共同で開発し、今秋より提供する。

同製品は、セキュアICチップ上にデータ暗号化や認証、情報保護などのセキュリティ機能を持つアプリケーションを含むモジュール「SAM」を備えたIoT向けゲートウェイ端末。

アットマークテクノの産業機器向け組み込みプラットフォーム「Armadillo」をベースとし、アットマークテクノとコネクシオが共同開発したIoTゲートウェイ端末に、DNPがICカード技術を応用して開発したSAMを搭載した。

各種センサーが取得したデータや、機器が生成するログなどを暗号化してクラウドサービスに送信するほか、機器の認証やデータの真正性の確認を行うことで、データの改ざんや盗聴、なりすましなどを防止するとしている。

今後は、今回開発したゲートウェイ端末を組み込んだ情報流通プラットフォームをDNPが展開。遠隔地から機器の保守管理を行うシステムなど、2018年までに約10万台の提供を目指すとしている。

(Security NEXT - 2016/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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