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【速報】Adobe Flash Playerの更新が公開 - ゼロデイ脆弱性「CVE-2016-4117」含む25件を修正

Adobe Systemsは、ゼロデイ脆弱性「CVE-2016-4117」を含む深刻な脆弱性を解消する「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。72時間以内にできるだけ早くアップデートするよう推奨されている。

「CVE-2016-4117」に対応したAPSB16-15
「CVE-2016-4117」に対応したAPSB16-15

今回公開したプログラムは、解放済みメモリへのアクセスやバッファオーバーフロー、メモリ破壊など25件の脆弱性を修正するセキュリティアップデート。「型の取り違え」により生じる脆弱性「CVE-2016-4117」については、ゼロデイ攻撃が報告されている。

同社は「Windows」「Mac OS X」およびブラウザ同梱版に対し、脆弱性を解消した「同21.0.0.242」、最新版を利用できないユーザーに対しては、延長サポート版「同18.0.0.352」を提供する。

さらに「Linux」向けに「同11.2.202.616」、「Adobe AIR」や「同SDK」に対しては「同21.0.0.215」を用意した。

適用優先度は、「Windows」「Mac OS X」およびブラウザ同梱版については、3段階中もっとも高い「1」に指定。72時間以内にできるだけ早く更新するよう呼びかけている。また「Linux」や「Adobe AIR」についてはもっとも低い「3」に指定した。

今回対処した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2016-1096
CVE-2016-1097
CVE-2016-1098
CVE-2016-1099
CVE-2016-1100
CVE-2016-1101
CVE-2016-1102
CVE-2016-1103
CVE-2016-1104
CVE-2016-1105
CVE-2016-1106
CVE-2016-1107
CVE-2016-1108
CVE-2016-1109
CVE-2016-1110
CVE-2016-4108
CVE-2016-4109
CVE-2016-4110
CVE-2016-4111
CVE-2016-4112
CVE-2016-4113
CVE-2016-4114
CVE-2016-4115
CVE-2016-4116
CVE-2016-4117

(Security NEXT - 2016/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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