NEC、金融機関向けにCSIRTの共同トレーニングサービス
NECは、金融機関を対象に、コンピュータインシデントレスポンスチーム(CSIRT)のメンバーを育成するトレーニングサービスを提供開始した。
同サービスは、2年間のカリキュラムを通じてCSIRTの運営に必要な知識について研修する金融機関向けサービス。インシデント対応やCTF、マルウェア感染など、模擬体験を中心とした実践的な演習を実施する。またインシデント発生時には、初動対応のアドバイスなども提供する。
具体的には、仮想組織におけるCSIRTのメンバーとして、サイバー攻撃の発見から対処、報告までの一連の対応を模擬体験によって習得するトレーニングを、半期ごとに4回実施。最新の攻撃手法や、CSIRT運営に必要な証跡保全、パケット取得、ログ解析などに関する知識を講義、演習形式で学ぶ研修を四半期ごとに8回実施する。
価格は、10金融機関で共同実施の場合、1金融機関あたり2年間で324万円。同社では今後3年間で、50金融機関での実施を目指している。
(Security NEXT - 2016/05/18 )
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