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EMC、リスクベース認証製品に新版 - スマホから不正送金を拒否可能に

EMCジャパンは、オンラインバンキング向けリスクベース認証ソリューション「RSA Adaptive Authentication 7.3」を提供開始した。

同ソリューションは、IPアドレスやブラウザ、時間帯、場所など、オンラインバンキングの利用者におけるアクセス環境を分析。不正利用のリスクが高い場合に、追加認証を行うソリューション。

最新版では、「トランザクション署名機能」を追加。振込手続きにおいて、不正送金の可能性があると判断した場合に、スマートフォンのアプリへ通知することが可能。振込依頼の通知のほか、スマホアプリで承認や否認を選択する追加認証を行うことも可能。

利用料は、サービス利用者数に基づいて算出。利用者数が10万人規模のサイトの場合、利用者単価は672円。年間保守費用が別途必要。

(Security NEXT - 2016/06/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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