Android電話帳アプリに脆弱性 - 不正発信に悪用されるおそれ
一部バージョンの「Android」に搭載されている電話帳アプリにおいて、権限を持たないアプリの要求によって電話を発信してしまう脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「Android 4.1.2_r1」より以前のバージョンにおいて、電話帳アプリにアクセス制御に問題が存在。電話の発信権限を持たない他Androidアプリからの要求を受けて電話アプリを呼び出し、不正に電話を発信してしまうおそれがあるという。
同脆弱性は、シマンテックの張石峰氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
NTTドコモ、au 、ソフトバンク、ワイモバイルなどの端末に影響があることがわかっており、JVNではベンダー情報を掲載。
開発者や販売元の情報をもとにアップデートするよう利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/07/22 )
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