Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイトに個人情報誤記載、調査で判明 - 佐賀県

佐賀県は、同県のウェブサイト上に個人情報を誤って掲載していたことを明らかにした。6月の問題が発覚したことを受けて調査を行ったところ、あらたに判明したという。

同県の健康福祉部において、個人情報22件をウェブサイト上で誤って公開していたもの。6月に同部で同様の誤掲載が判明しており、全庁で個人情報の取り扱い状況について調査を実施したところ、あらたに判明したという。

指定機関の一覧を県のウェブサイトに公開していたところ、2015年4月より指定機関の一覧において、個人の住所22件が閲覧できる状態になっていた。

同年3月まで表計算ソフトの保護機能を用いて外部から閲覧できないよう設定し、パスワードを設定していたが、担当者の引き継ぎに不備があり、4月からパスワードを設定しない状態で公開されていたという。

同県では誤記載された情報を削除するとともに、対象となる関係者に謝罪の書面を送付するなどの対応を行っている。

(Security NEXT - 2016/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント応募フォーム掲載時に誤リンク、個人情報が流出 - 阿久比町
県立高で個人情報含む資料をグループウェアに誤掲載 - 宮城県
高校でPC更新時に生徒の個人情報を消失 - 広島県
出生情報欄の掲載情報を無関係の新聞社へ誤送信 - 新潟市
協定締結者の個人情報が約5カ月半閲覧できる状態に - 佐賀県
Instagramフォロワーリストを誤送信 - 山と溪谷社
選手などの個人情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 東京都フェンシング協会
サイト掲載の会議録に個人情報 - 印西地区環境整備事業組合
土地改良区一覧表に個人情報、サイトに誤掲載 - 茨城県
仕様の認識を誤り、非公開の団体連絡先を誤公開 - 北九州市