一番食品のサイトに不正アクセス - クレカ情報が流出
調味料メーカーの一番食品は、同社ウェブサイトのサーバが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出したことを明らかにした。
不正アクセスを公表した一番食品
同社によれば、2016年1月5日から6月22日の間に、同サイトでクレジットカードを利用して商品を購入した最大479件の個人情報が流出した可能性がある。クレジットカード会員の氏名や会員番号、有効期限のほか、住所、電話番号、メールアドレスなども含まれる。
6月22日に決済代行会社からクレジットカード情報が流出している可能性について指摘があり、問題が発覚。クレジットカード決済を停止し、6月30日より外部事業者による調査を行っていた。7月27日の最終調査報告書を受けて事態を公表したという。
同社では、8月4日に農林水産省へ事態を報告。脆弱性や管理体制の不備について対策を進めている。また同月16日より対象となる顧客に案内の書面を送付しており、身に覚えのない請求が行われていないかクレジットカードの明細を確認するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/08/18 )
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