LINE、E2Eの暗号化通信機能をグループトークに拡大
LINEは、SNSアプリ「LINE」において、ユーザー間の通信内容を暗号化する「Letter Sealing」機能の適用を強化した。複数人でのグループトークにも対応した。
鍵マークで同機能を利用中であるか確認できる(画像:LINE)
「Letter Sealing」は、ユーザー間の通信内容を暗号化するもの。エンドトゥーエンド(E2E)で暗号化しており、送信者と受信者以外にはメッセージ内容を解読できないように設計されているという。
同社では2015年11月に1対1のメッセージを対象に同機能の適用を開始。2016年7月26日からは、1対1の無料通話機能にも適用し、さらに今回複数人でのグループトークでも利用できるようになった。ただし、トークに参加しているユーザーが全員同機能を利用している場合に限られる。
同機能が適用されているか判別できるよう、トークルーム名に鍵マークを表示する「Indicator」機能を順次提供。現時点ではトーク内のテキストと位置情報が保護対象となっているが、今後適用を順次拡大する予定。
(Security NEXT - 2016/09/01 )
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