【特別企画】「セキュリティ赤ちゃん国」の日本、人材育成と意識改革がカギ
IoTやAIが登場し、ネットワークの世界が大きな変革を迎えようとしている。一方で必ず求められるのがセキュリティだ。
JSSECでは、スマートフォンを中心にクラウドやIoTなど含めたセキュアな世界を目指すコンセプトを掲げている
2012年にロンドンで開催されたオリンピック、パラリンピックでは2億回以上のサイバー攻撃が観測されたが、人口の増加やインターネットへ接続される機器の急増にともない、2020年の東京大会では160倍にあたる320億回のサイバー攻撃が予想されるという。
人材不足も叫ばれるなか、どのようにIoT時代のセキュリティへ向き合わなければならないのだろうか。
その最適解を模索すべく、2月8日にシンポジウム「JSSEC セキュリティフォーラム 2017 スマートフォン/IoT、その先にあるICT社会のセキュリティについて考える」が都内で開催された。
安田浩氏
今回のシンポジウムは、日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)がIoT社会の到来を見据え、スマートフォンのセキュリティ専門家の視点からIoTなどのセキュリティに注目し、さまざまな講演を企画したものだ。
なかでも注目度が高い基調講演には、同協会代表理事会長で東京電機大学の学長でもある安田浩氏が登壇した。
日本はセキュリティが依然として進んでいない「赤ちゃん国」だと指摘する安田氏。ネットワークがさらなる発展を遂げ、AIが人類を超えるとも言われる未来に向けて考えるべきことは何か。
講演内容は、日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)のウェブサイトよりチェックできる。
(提供:日本スマートフォンセキュリティ協会 - 2017/02/24 )
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