7%がSNSなどでアカウント乗っ取り被害を経験 - LINE利用者対象の調査で
SNSユーザーの7%が「アカウントの乗っ取り」被害を経験したことがあるとの調査結果をLINEが取りまとめた。約7割の利用者が「アカウントの乗っ取り」について認知しており、マルウェアやスパムなどよりも認知が進んでいるという。
LINEが、5月10日から11日にかけてLINE利用者を対象にアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。15歳から69歳までのスマートフォン利用者が回答した。有効回答数は1940件。
SNSやインターネットサービスの「アカウントの乗っ取り」被害について、71%が認知。「ウイルス、マルウェア(56%)」や、「スパム(47%)」「フィッシングサイト、メール(45%)」などの認知度を上回る結果となった。
SNSやインターネットサービスにおけるアカウントの乗っ取りに関して、回答者自身が被害に遭ったとの回答は7%。家族が被害に遭ったとする回答者は3%だった。回答者や家族のほか、恋人、友だち、知人など周囲を含めると38%にのぼる。
セキュリティに関する意識を聞いたところ、「あまり意識していない(27%)」「まったく意識していない(3%)」と、30%がセキュリティを意識していないと回答。インターネット上のサービスを利用するうえで普段から気を付けていることでは、「怪しいメールやメッセージが届いたら開かない(74%)」「覚えやすい数字をパスワードに使わない(70%)」が7割を超える一方、「パスワードの使い回しをしない」は19%にとどまった。
(Security NEXT - 2017/06/05 )
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