職員のメールアカウントがスパム送信の踏み台に - 国立環境研究所
国立環境研究所は、職員のメールアカウントが乗っ取られ、迷惑メールを送信するための踏み台に悪用されたことを明らかにした。
同研究所によれば、ウェブメールサーバにおいて、職員1人のアカウントが不正にログインされたもので、不特定多数のメールアドレスに対して迷惑メールを送信された。6月2日11時前に判明し、ウェブメールを停止した。
同研究所がログを調査したところ、6月1日に8回、2日に90回のメール送信が行われていた。送信された迷惑メールは「LEGAL NOTICE」との件名で英語により本文が記載されており、2日間で送信された迷惑メールは8800件にのぼるという。
送信されたメールにファイルの添付やURLの記載はなく、同研究所は同メールを通じたマルウェアの拡散などはなかったと説明。今回の不正アクセスによる情報流出についても否定している。
(Security NEXT - 2017/06/06 )
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