マクドナルドのシステムがマルウェア感染 - 電子マネーやポイントを利用できず
日本マクドナルドのシステムにマルウェアが感染し、全国の店舗において電子マネーやポイントなどが使用できない状態が発生している。
日本マクドナルドのウェブサイト
同社によれば、店舗におけるネットワークシステムの一部がマルウェアに感染したもの。商品購入時に「dポイント」「楽天スーパーポイント」といったポイントサービスや、「WAON」「iD」をはじめとする電子マネーが使用できない状態だという。また、デリバリーサービスについても影響が出ている。
同社が原因を調べたところ、6月19日にマルウェアの感染によるものと判明した。同社では、現在も復旧作業を進めている。営業に関しては引き続き行っており、店舗やスマートフォン用公式アプリ、ウェブサイトなどは利用できる。また情報漏洩などは、現時点で確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2017/06/20 )
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