Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache HTTP Web Server」に複数の脆弱性 - 最新版で修正

オープンソースのウェブサーバ「Apache HTTP Web Server」に複数の脆弱性が含まれることが判明した。最新リリースの「同2.4.26」で修正されている。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、認証回避の脆弱性「CVE-2017-3167」やNULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2017-7659」のほか、バッファオーバーリードなど、あわせて5件の脆弱性が明らかとなった。

同ソフトを提供するApache Software Foundationでは、最新版となる「同2.4.26」「同2.2.33-dev」をリリース。脆弱性を修正したほか、機能の改善、バグの修正などを行った。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2017-3167
CVE-2017-3169
CVE-2017-7659
CVE-2017-7668
CVE-2017-7679

(Security NEXT - 2017/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apache Traffic Serverに複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Apache Airflow」に構成情報など漏洩する脆弱性
「Apache CloudStack」に脆弱性 - アップデートを公開
頻繁に悪用された脆弱性トップ15 - 多くでゼロデイ攻撃も
「Apache ZooKeeper」の管理サーバに認証バイパスの脆弱性
「Apache CloudStack」に4件の脆弱性 - アップデートがリリース
「Apache ActiveMQ Artemis」に脆弱性 - ファイル書込やRCEのおそれ
Apache Solrに認証バイパスの脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Avro」の「Java SDK」に深刻な脆弱性
先週注目された記事(2024年9月22日〜2024年9月28日)