中小企業の8割、年間セキュリティ予算は50万円以下 - 7%でランサム被害
中小企業の18%が標的型攻撃メールを受信したことがあり、7%がランサムウェアに感染してファイルが暗号化された経験があることがわかった。一方でセキュリティにかける予算は限られているという。
大阪商工会議所が実施したサイバー攻撃対策に関するアンケート調査で明らかになったもの。3月から6月にかけて、関西地方で商工会議所の会員である中小企業や団体などを対象に実施し、315社が回答した。
同調査によると、18%が標的型攻撃メールを受信したことがあると回答。また、7%にあたる22社が、ランサムウェアに感染してファイルが暗号化されたことがあると回答した。1部署のデータすべてが暗号化されたケースもあったという。
実施しているセキュリティ対策について尋ねたところ、マルウェア対策ソフトの導入はもっとも多かったものの78%で、約2割が未導入だった。
(Security NEXT - 2017/07/05 )
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