フィッシング報告、URLともに3カ月連続で増加 - 偽Appleは短縮URLを愛用
7月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は579件で、3カ月連続の増加となった。誘導先のURLも前月の1.3倍となっている。
フィッシングサイトのURL件数(グラフ:フィ対協)
同協議会によると、7月に寄せられたフィッシングの報告件数は579件で、前月の478件を大きく上回った。2017年前半は、700件を超える水準で推移。4月には300件強と一時半減したものお、5月以降は3カ月連続で増加している。
フィッシングサイトの誘導先に利用されたURLの件数は616件。報告と同じく増加傾向が続いており、前月の481件から135件増加した。一方悪用されたブランド件数は3件減少して17件だった。
同協議会によれば、7月は「Apple」をかたるフィッシングの報告が急増。その大半が短縮URLを利用してフィッシングサイトへ誘導していた。「LINE」を装うフィッシングも引き続き多数報告されているという。
(Security NEXT - 2017/08/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
9月のフィッシング報告、悪用URLが前月比4割減
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
3Qのインシデントは2割減 - ただし「サイト改ざん」は倍増
先週注目された記事(2024年10月6日〜2024年10月12日)
フィッシングの悪用URLが前月比2.2倍 - 過去最多を更新
フィッシング報告が過去最多を更新 - 悪用URLは減少
先週注目された記事(2024年7月21日〜2024年7月27日)
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)